「名古屋で100万〜300万円の戸建てなんて本当にあるの？」
「どうせ事故物件か、山奥の物件なんじゃないの？」
こんな疑問を持つ人は多いですが――
結論、名古屋でも “100〜300万円のボロ戸建ては普通に存在します”。
ただし、見つけ方を知らないと一生出会えません。
また「安い理由」「リフォーム費」「出口戦略」を理解していないと、
買ったあとに後悔するリスクもあります。
この記事では、
名古屋で実際に100〜300万円台のボロ戸建てを探してきたデータをもとに、
- 本当に買えるのか
- どんな物件が多いのか
- 何区で見つかりやすいのか
- どうやって探すのか
- 注意すべきポイント
を分かりやすくまとめます。
▼ 結論｜名古屋でも100万〜300万円のボロ戸建ては “買える”
実際にこの価格帯は存在する
名古屋市内で100〜300万円台の物件は、
「年間で数十件」程度は普通に出ています。
主に以下のような物件です：
- 築40年以上の古い戸建て
- 浴室・台所・配管が劣化
- シロアリ跡や雨漏りがある
- 再建築不可（ここが安くなる最大要因）
- 接道が狭い
- 高台・坂の上・バス便中心エリア
相場感（名古屋市内）
- 100〜200万： 再建築不可／修繕大／立地弱い
- 200〜300万： 状態悪めだが住めるレベルに近い
- 300〜400万： リフォーム前提の実用レベル
▼ 名古屋で100〜300万円台の物件が見つかりやすい区
① 港区
土地が広いが立地需要が弱い。古屋つきが安い。
② 南区
築古エリアが多く、ボロ戸建てが豊富。
③ 中川区
エリアによって価格差が大きく、掘り出し物が出やすい。
④ 守山区の一部
バス便中心エリアは安くなりやすい。
▼ 名古屋で100〜300万円台のボロ戸建ての “探し方”
① SUUMOの「価格が安い順」で探す
名古屋市を指定して、
「価格が安い順」で並び替えるだけでOK。
築古戸建てがゴロッと出てきます。
② アットホームで「現況古家付き土地」を検索
土地扱いの方が掘り出し物が多いです。
建物評価ゼロのため100万円台が普通にあります。
③ 不動産会社が出す“現地販売チラシ”を見る
築古の現金決済物件はネット掲載前に売れることが多い。
対策：
Googleで「名古屋 現地販売会」「名古屋 戸建て 現金」と検索すると情報が拾えます。
④ マイナーな不動産検索サイトもチェック
- 東海住宅センター
- 名古屋不動産連合隊
SUUMOやホームズにない物件が出ることがあります。
▼ 100〜300万円のボロ戸建てを買う前に絶対に知るべき注意点
① 修繕費は平気で100〜300万かかる
価格が安いぶん、修繕費が高くつくのが基本。
例：
- 配管交換：30〜60万
- 浴室交換：40〜70万
- トイレ：10〜20万
- 屋根修理：20〜50万
買値より高くなることも珍しくないです。
② 需要のないエリアは “本当に貸せない”
安い物件ほど、
駅遠・坂が多い・買い物が不便など、需要が弱いエリア。
家賃が下がっている地域は要注意。
③ 再建築不可は出口戦略が必須
安く買えるが売りにくいのが最大のデメリット。
出口戦略：
- 現金買い投資家へ売る
- 古家付き土地として売る
- 貸して利回りで回収する
を事前に決めておく必要あり。
▼ 実際の家賃相場｜“貸せるなら家賃は4〜6万円”
100〜300万円のボロ戸建てでも、
しっかり直せば名古屋では家賃 4〜6万円 が狙えます。
例：
- 南区 2DK 4.2万円
- 中川区 3DK 5.3万円
- 守山区 2LDK 5.8万円
利回りが高いのはこの価格帯の最大の魅力。
◆ 名古屋で100〜300万円のボロ戸建ては“知って探せば買える”
名古屋でもこの価格帯は普通に存在します。
ただし：
- 修繕費が高い
- エリア需要が弱い
- 再建築不可の可能性
- 出口戦略が必須
という特徴を知らずに買うと失敗します。
逆に言えば、
相場・エリア・修繕費を理解した上で選べば、
利回りの高い優良物件を掘り出せる最高の価格帯 です。
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ボロ戸建てのリノベ費用については、こちらの記事で詳しく解説しています。
→「ボロ戸建てリノベ費用まとめ｜200万で住める家は作れるのか？」
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